秋の!北海道一周自転車旅18日目 2017/9/19 札幌〜余市
朝起きたら喉痛いし鼻水ずるずる。
昨日はかなり飲んでしまったので寝起きが悪かった。旅ができるのもあと3日しかないので、どんどん先に進まないといけない。忙ぐのだ〜〜。体調悪いけど〜。
札幌から小樽方面へ。結局また中心街のテレビ塔方面に走る。平日の札幌もまた雰囲気が違って、働く学校行く子供を送ると言った、都会的な生活が営まれている。
豊平区→中央区→西区→手稲(ていね)区と国道5号線を走ります。函館から来た時5号線を使って来たから、なんだか帰ってきた感じがありますね。しかし市街地特有の信号の多さに苦戦し、なかなか距離が稼げません。
西区にある白い恋人パーク。その名の通り北海道の人気銘菓白い恋人の製造工程を見学することができます。おしゃれな景観でどこかのアウトレットモールのよう。時間がなくて見学はできなかったですが💧
手稲区に入ってしばらく走っていると、歩道からなにやら手を振る女性が。
「ずっと追いかけてたんです〜!」
なんと、歩道越しから差し入れをいただきました。しかも体調悪いのを分かっていたかのように、この労りセット。連絡先交換しとけば良かった😌😌
函館まで268km(仮)
小樽市突入!
土地が桁違いだし安い。車の値段で3011.99坪が買えます。
起伏のある道を攻めていく。体力があああ。
あれ、なんだか雲が気になりますねえ。晴れ間はあるんだけど、なんか分厚くない??
ん?
ん?
やられたああ(;ω;)
すごい雨です。止んだと思いきやまた大降りで来たり。雷が目の前に落ちたり。ひゃーーー走れねえ💫
しまいに雨雲レーダーは真っ赤っか。なんで小樽だけこんなに荒れてるの??
しかも雨雲は通り過ぎるどころか、新たなやつがどんどん生まれます。
とりあえず雨宿りに山岡家へ。北海道にたくさんあったので、食べてみた。うーん、そんなに口には合わないかなあ。
雨は止むどころかさらに勢いを増す。雲の動きが早すぎてよく分からない。
天気予報は、1時間後に止むって書いてあるんだけどそれがさらに1時間後、1時間後となり結局3時間近く雨宿りしていた。途中疲れて寝ちゃったし。
奥の建物は小樽駅です。近くにはフェリーターミナルがあって、そこから上陸するライダーも多いです。小樽運河とか有名なところはたくさんあるのですが、、、雷雨が酷すぎてそれどころじゃない。
止んだと思えば滝のように降り出す。バケツをひっくり返したような。
しかもおまけに雷落ちる。
自転車で雷落ちたら死にますよ?
小樽の市街地を抜けると日本海沿いに国道5号線を進めます。この辺は道幅が狭いトンネルが続くのとトラックが多く通るので緊張します。
ついたー!
余市(よいち)町にあるニッカウヰスキー工場です。今日はここに来るために走って来たのです。
なんと見学無料!ウイスキーの醸造工程見学はもちろん、試飲もできちゃいます。
あたりにはウイスキー特有の甘酸っぱい匂いが充満しています。NHKテレビ小説「マッサン」の舞台になったのはもう有名な話でしょうか。
もうちょっとゆっくり見学したいのですが、、なにせ閉館の17時まであと30分。試飲をしたいので写真だけ撮って帰る、みたいな感じです泣
※ちなみにこの時の格好、全身カッパ。
創業者 竹鶴政孝について色々展示されているわけですよ。わけなんですけどあと10分しかないから何も見れない泣
一番奥の建物の二階に試飲コーナーがあります!試飲をするには一度工場入り口近くの試飲申込書みたいなのを書く必要あり。
竹鶴ピュアモルト、スーパーニッカ、アップルワインの3種類を全部無料で試飲できちゃいます☆
氷も、水も、炭酸水も無料で利用できるので、好みに合わせてロックにしたりハイボールにしたり...。
試飲会場下のお土産コーナーではウイスキーがたくさん置いてあります!
余市工場限定フレーバーのウイスキー「余市シングルモルト ノンエイジオリジナルブレンデッド」も。
「ピーティー&ソルティー」「シェリー&スイート」「ウッディ&バニラ」の3種類。ウッディ&バニラ180mlをお土産に。確か値段は2500円程だったと思いますが、ネットだと3倍ぐらいの価値がつくらしい。
夕方5時の余市。夕日が出たり大雨が降ったりミシミシミシッと雷が落ちたり。不安定な天気です。
しかし、この小さな町を照らす夕日がなんだか懐かしさを感じさせるような。
さて、ウイスキーを普通に飲んでしまった自分。もちろん自転車が漕げなくなりました🤗
とりあえずどこかに雨宿りせねば。
自転車を押しながら積丹(しゃこたん)方面に歩いて行くと、道の駅スペースアップルよいちが左手に。
アップル...実はリンゴも余市の名産品であります。他にもブドウとかナシとか。果樹園が多い地域でもあります。
スペースは?それはこのあとをお楽しみに。
この道の駅に車を置いて、ニッカウヰスキー工場を見学しそのまま車中泊する人も多いですよ!
ちなみにこの日は休館日でした。
さて、700メートルほどでしょうか、余市川を渡ると....
さあここです。本日第二の目的地。
「余市川温泉 宇宙の湯」
地域密着型の一見普通の銭湯なのですが...
実は旅人にとってここは嬉し〜い所なんです。
そもそもここの温泉、昔は宇宙飛行士の毛利衛さんの実家が昔「喜久乃湯」という名前で銭湯を営んでたそうです。その後、毛利衛さん本人が今の「宇宙の湯」という名前を付けたそう。屋根のロケットが目印です。
え?なんで銭湯が旅人の聖地だって?
実は...
旅に出る前に、ある方のブログ記事が流れてきました。
厳風〜genfu〜 「2017/8/26 旅人よ、聖地 余市川温泉に行こう!」
https://gen-fu.com/archives/6388
そうなんです、ここは安く温泉に入れるだけでなくどうやら旅人を泊めてくれるらしい..!!
温泉で汗を流し、この情報を若干期待しながら上の休憩室で寝ていると...
「寝ちゃったか??」
宇宙の湯 茅根社長が声をかけてくれました😏
北海道を自転車で一周していることを話すと、
「うち、旅人をこの休憩室で泊めてるんだよ。コンセント使い放題。泊まってく?」
🙏🙏待ってました🙏🙏
確かにこのブログ記事は確かだった!
二階の広い休憩室にはコインランドリーもあり、旅人に至れり尽くせりでした♨️
ビールも中ジョッキ280円と格安!
外はものすごい雷雨にまた変わっていましたが、寝床確保、洗濯物一掃、充電満タンで安心して眠ることができたのでした。
めでたし めでたし💤
余市川温泉 宇宙の湯
↑店内の様子も見れるよ〜