秋の!北海道一周自転車旅 11日目 2017/9/12 興部〜猿払
朝6時30分起床。
今日は大雨という予報だったのですが、外に出てみたら降っていない!
やった、さすがです。きっと、僕は、晴れ男なんでしょう。
さてさて、また僕の自転車はギアの調子が悪いのだ。一週間前くらいに伊達市のイオンで修理をしたばかりだが、昨日からまたギアが入らなくなっている。
後ろに積んでいた荷物を降ろしていたので、今がチャンス。ホイールの振れとりもしてかれこれ2時間は悪戦苦闘をしていた。
ポツン。ポツン。ポツポツポツポツサーーーーーーーー☔️☔️
僕は、雨男です。
ライダーハウスの旅人は半分が雨天決行、半分が連泊停滞。
で、自分は??
一度腹ごしらえに道の駅からすぐ近く、「宿とレストラン 味来館」へ。
500円のお弁当を注文すると、コーヒーでも飲んでお待ちください、とサービスしていただきました。中は喫茶店のような雰囲気でゆったりくつろげます。もちろん、宿泊も可能。
出来上がったお弁当を開けると...
the 手作り弁当!!セイコーマートの弁当をほぼ毎日食べ続けていた胃袋に、久々のヘルシーメニューが入ります。おかずの配色がとても綺麗。
泊まっていたルゴーサエクスプレスは2両編成になっていて夜は宿泊車両、昼は談話車両が解放されます。
ゴザが敷かれている宿泊車両に比べ、談話の方は列車の座席がそのまま残されています。
しばらく旅人たちと雑談していると
「あれ、まだいたんだね!」
「今日は連泊だね♡」
という誘惑が、、、
だがしかし時間がありません。
渋々レインウェアを着用し、大雨の中走り出した。
時刻はAM11:30。どこまで行けるか分からないが、この先もしばらく道の駅が近距離で続くので北上することに。
道の駅では網走湖であったあの愛知のチャリダーに再会した。紋別の方で泊まっていたらしく、追い越し追い越されという感じだ。
雨がかなり強いものの猛烈な追い風により、巡行スピードが35km/hを越え始める。
ポケットに羊羹を入れ、追い風のうちにどんどん進めていく。枝幸町の道の駅 マリーンランド岡島。えさっしー、可愛いけど情報量が詰め込みすぎ...
走っている国道238号線は通称オホーツクラインと呼ばれ、高波で荒れる海のすぐ横を進んでゆく。波音が強く恐怖感を覚える。
またまたセコマでカップ麺。ほぼ毎日お世話になっている焼きそば弁当(左)とセコマ名物えびみそラーメン。味はカップ麺の中のカップ麺ですが一度は食べてみる価値ありの北海道フード。
ますます風は強くなり、雲はすぐ近くに。
風が強くなるということは、、追い風フィーバーが発生する。40km/h以上を30分間キープしていたと思う。下り坂でもないのに、トラックが追い抜けばさらに加速、50km/hまで達する。
17:00 浜頓別町に入る。宗谷岬も稚内も現実的な距離まで近づいてきた。
あまりよく見えないが、奥に見えるのはクッチャロ湖。屈斜路湖(くっしゃろこ)と似ていますが、由来となるアイヌ語は同じらしいです。紛らわしい。
やがて暴風雨というレベルの天気に変わる。どこかで避難したいけれど、辺りは原野と海ばかりで、立ち止まった方が危険。わああああ。
そして猿払村(さるふつむら)に入り、しばらく走ると「猿払パーキングシェルター」という非常駐車帯があらわれます。
写真を忘れたのでリンクをどうぞ→https://imachika.com/item/59c7b60e23679c435acdb962/
この辺は本当に何もなく、樹木でさえ立っていないので、雨も風も雪も雷もしのげるものが一切ありません。パーキングシェルターは唯一の避難スポットであり、中にはトイレや自動販売機が完備されています。
原野では、、、うっすら影が見えるでしょうか。30匹あまりのシカが大移動していました🦌多分北海道ではネコよりも見ている気がします。
猿払村営牧場。牛が1500匹も話されているらしい。規模が大きすぎて訳がわからない。
猛烈な追い風が功を奏して日が暮れる前に130キロ、しかもお昼スタートで走りきりました。道の駅さるふつ公園には、レストラン銭湯キャンプ場が揃っており宿泊には困りません(ちなみにホテルもある)
ミックスフライ定食と生ビールで優勝。寝床に到着すればもう心配はいりません。
というはずでしたが、雨と風が尋常じゃないのです。台風か。呼吸が苦しいレベルの暴風雨。
テントもなかなか建てられず仕方なくステージの上に設営させてもらいました。
↑やっと2/3くらいまで来たかな。