秋の！北海道一周自転車旅 9日目 2017/9/10 知床〜網走
夜、何度か目が覚めます。キャンプ場のトイレはおがくず式のバイオトイレ。水がなくおがくずの中で糞尿を処理するのは初めてみました。
目につくのが一枚の紙。ソーセージの悲劇というものでした。人間が熊に餌をやることによって招いた悲劇。じっくりと読んでしまいます。
二度寝をして朝の5時。テントからものすごく不吉な音がします。
まさか...
大雨。なんでこう、連日雨に降られるのでしょうか。雨の中テントを張ることは絶対にしない主義だったので重いため息が出ます。
テントの中には雨でビチョビチョの服たち。異様な匂いが充満します。
はぁ...
キャンプ場の隣にはホテル併設のコインランドリーがあったので洗濯と乾燥。乾燥機がしょぼくて2時間かけても乾きません。。
これから止む予報だったので雨雲レーダーとにらめっこしながら、朝ごはん。恒例のシリアル。
ものすごく暇なので、色々な旅人に話しかける。北海道に入って9日目になると段々と自分が長老になる。
止むのを待っていたらすでに昼の11時になってしまいました。
ウトロから斜里市街に向かう。オシンコシンの滝は見ておくべし。
↑オンネベツ川では鮭の遡上（そじょう）が見られる。
↑野生を忘れたシカ牧場🦌
↑右にキツネのしっぽがあるよ🦊
天気も回復してきて、インスタ映えしそうな景色に。
斜里市街に出ると、あるスポットに向かいました。
天に続く道。いっときネットで話題になったスポットです。ちょうど日本一周チャリダーがいたのでお互いのカメラで撮り合いました。
たくさん人が。なんだかんだ時間を使ってしまいすでに15時をまわっていました。
道の駅しゃり。クリオネ。
斜里町にはライダーハウスクリオネという沈没スポットがあります。旅人が居心地の良さにダラダラと連泊してしまうライダーハウスです。距離的に短すぎるのでパス。
道の駅 はなやか小清水。なんと、電車の駅でもあります。釧網本線 浜小清水駅、釧路から網走をつなぐ電車ですね。
ラムサール条約に指定されている濤沸湖。立派な湿原に日が沈んでゆきます。
国道244号線をひたすら30km/h巡行で進み、幹線道路を抜け、日が暮れる頃には目的地の網走に着きました。オホーツク海、流氷のまち。空気が澄んでいる。
市街地から2キロほど走り、今回の寝床 呼人浦（よびとうら）キャンプ場でテントを張る。
網走湖の湖畔でテントを立てられる無料のキャンプ場。平日にも関わらずたくさんの旅人がテントを張っています。
この近くは温泉街になっているのでお風呂には困りません。2キロ先にある、ホテル網走湖荘の日帰り温泉に行くことに。
かなり綺麗なホテル、お風呂も大浴場なのですが500円で入れる。
キャンプ場に戻り〆の一杯。湖が真ん前なので、観察もできます。スジエビとハゼがたくさんいました。
湖畔に座って、愛を語り合うカップルも。確かにロマンチックかもなあ。
だってこんな星空なんだもの。（iPhoneアプリ 星撮りくん で撮影）
